アルミテープを貼ることでその周辺の静電気が除去できる。 というのはトヨタ発の特許情報で「アルミテープチューン」として一時期、とくに車好きの間で話題になりました。
車の場合はボディにまとわりつく静電気を減らすことで走行中の風をスムーズにボディから離すことで設計通りの空力性能に近づけようという発想だったんです。
でも、アルミテープチューンの効能はそれだけではありませんでした。 車のボディやガラスから静電気を減らすことができることから発見されたのが
汚れ防止になってる!?
というもうひとつの性能。
「家電のアルミテープチューン」という内容でも記事を書いていますが、こちらはどちらかというと性能アップ・静音化などがメインです。
アルミテープチューンを家電にも!?7つの家電で貼り方と効果を解説
アルミテープチューンの家電への応用です。この記事では7種類の家電に貼った場合のそれぞれの考え方を解説しています。ここがわかれば車に貼る時にも「なぜそこに貼るのか?」がわかり、自分で応用的に考えて使えるようになってくるでしょう。
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今回の記事では「汚れ防止」をメインにアルミテープのイロイロな貼り方をお伝えしていきたいなと思います。
車でこの貼り方を意識して貼っておくと洗車がかなり楽になりますし、家電ならいつも気になっていた「ホコリ」からかなり解放されることまちがいなしです。
それでは、まずは車から?家電からでもいいけど、行ってみましょう~!
よろしくおねがいします。
洗車が楽になるアルミテープチューン
ボディから静電気を除電して空力性能アップ!のついでにホコリも吸着しにくくなるアルミテープチューン。
貼り方は同じですが「汚れ防止」にもなると思うと全部貼りたくなりますね(苦笑
でもあまりボディの外側に貼るのはちょっとカッコ悪いですし、洗車のたびに剥がれたりするとまた別の仕事が増えてしまいます。
なのでこれから紹介するポイントは、できるだけ外から見えにくいところ、できれば各種パネル等の内側に貼るなどそれそれ工夫して貼っていってもらえると良いかなと思います。
ボンネット
まずはボンネット。
一番初めに車体に空気が当たり、静電気が発生するポイントとも言えます。 アルミテープを貼るおすすめポイントは前方と後方の「辺」の裏側。
空気が入ってくる所と出ていく所、ですね。裏側に貼って下さいね、画像ではわかりやすいように表に線引いてますけど。
中央部はエンジンの熱を一番受けてしまうこともありますし、やめておいたほうがいいかも?
フロントガラス
つぎに貼っておきたいのがフロントガラス。
といっても別の記事でも書いていますが、フロントガラスに貼るのは車検NGです。 なのでこちらで書きましたが、ガラスの周囲のゴムパーツがおすすめ。
フロントガラスのアルミテープチューンは車検NG。貼っていい場所は?
フロントガラスのアルミテープチューンは車検NG。ではどこにどう貼ればフロントガラスの静電気を除去できるのか?解説しています。
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砂ぼこりや春には黄砂が降り積もりますがアルミテープが効いていればかなり少なくなりますし、汚れがついたとしても洗車時にかなり楽に取り払うことができるようになります。
バンパー及び各種パネル
バンパーは底面か、手が届くなら裏面。
ドアパネルやガソリンの給油口のフタの裏なども貼っておくと良いと思います。(ついでにガソリンからの除電にもなるとか?)
ほかにも貼りたい箇所はたくさん思いつきますが、以上のポイントを今回のオススメポイントとさせて頂きますね。
ホコリ拭き掃除から解放される!家電にアルミテープ
ではここから家電のターンです。
家中の汚れの多くは静電気が吸い寄せたホコリが原因だったりします。 日々の掃除を楽にするために必要なことは
アルミテープを切って貼るだけ
ですので、車に貼って余ったアルミテープがあるなら、奥さまのためにちょっと手間を使ってみてはいかがでしょう。
しばらくしてからネタばらししたら喜ばれるかも?^^
テレビ
掃除してもすぐにテレビの画面を白っぽくしてしまうホコリ。 画面の外周か裏側、左右に10センチx1センチくらいのアルミテープを1枚ずつでもホコリの付きがかなり減ります。
こちらの記事でよりくわしく解説しています。
アルミテープチューンを家電にも!?7つの家電で貼り方と効果を解説
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蛍光灯のカサ
ここもけっこうホコリで汚れますよね~、そして掃除しにくいんですっ!苦笑
結局ここも静電気がホコリを呼んでるのが原因ですから、静電気をアルミテープで逃しておけば掃除の頻度はかなり下がるはずです。
あ、画像ではカサの内側に貼り付けていますが、できれば外側(天井側)のほうが良いと思います。
リモコン・キーボード
けっこう気になっていませんか?テレビのリモコンやパソコンのキーボードにたまるホコリ。
こういったモノにもアルミテープの除電効果が効くんですよ~。
これもできるだけ内側とか裏側など、貼る時の注意としては
手で持つ時に触らない位置
に貼ること。アルミテープってたいてい粘着力が弱めのものが多いので触るとする端っこがめくれ上がったりしてしまうのでご注意です。
床ホットコントローラなど液晶画面の付いたもの
何なんでしょうね~「画面」と名のつくものは全部ホコリを吸い寄せますね(笑)
でもこれからは今回覚えたアルミテープチューンでどんな画面からもホコリ汚れを防止できますね!
画像ではうちの床ホットコントローラの外枠を外して枠の裏側と液晶画面の近くに細く切ったアルミテープを貼り付けています。
こういった枠を外すのは、周りをよく見ると切り欠きがあったりします。そこからマイナスドライバーなどで少しずつコジるとパコっパコっと外せるタイプが多い感じですね。
でも、ハズれないからと無理にバキッと破壊しないようくれぐれもご注意ねがいますね^^;責任は負いかねますので~。
まとめとおすすめアルミテープの解説
はい、お疲れさまでした!
今回紹介させてもらった箇所だけでもけっこうありましたね~。
車の
- ボンネット
- フロントガラス
- 各種パネル類
家電のほうは
- テレビ
- 蛍光灯のカサ
- リモコン・キーボード
- ドアホンやゆかホットコントローラー等の液晶画面
と、7種類。
ここからまたいろいろな所に応用で試してみたりしてみて下さいね! そしてコメントなどで「ここにも効いたよ!」とかシェアいただけるとメチャ喜びます^^
ノリ面の導電性は必須ですか?
えーっと、最後にすこし「おすすめのアルミテープ」の話をしておきますね。
アルミテープチューンの話を調べていくとよく目にする「導電性」。
アルミテープの「糊(のり)」の部分に導通(電気が通るかどうか)が必要であるかどうか?という話題が出てきます。
これはトヨタの方がどこかで発言していたか書いていたか、ちょっと見つけられなかったのですが 「(導電性が)あったほうがいいけど、無くてもいい」 的な発言をされていたはずなんです。私の記憶が正しければ・・・ですけど。
そしてアルミテープによる除電の仕組みを考えてもモノとアルミテープの表面との導通は関係ないはずなんですよね~。電気を通したいわけではないですから。
この話題はもうちょっと良く調べて別の記事でちゃんと書きたいなと思っています。
少なくとも今のわたしに言えることは、
ということ。
ですので今回の「静電気を除去して汚れを防止する」ということが目的であれば導電性は不要だと考えています。
ただ、100均のアルミテープだと、はがす時こうなるんです。
アルミ箔の部分が薄すぎるんですね^^; 剥がそうとするとピリピリと破れてしまってきれいに剥がせません。こうなるとプラスチック製のヘラなどを使って根気よく剥がすしかありません・・・
剥がす時のことも考えるならオススメのアルミテープは、ホームセンターなどで売られている値段帯のものが良いかな~と思います。
最後、オマケ的に書こうと書きはじめたオススメテープが思ったより長くなってしまいました(汗)
ホームセンターのものでも確か1000円近くするんだったかな?
なので「ちょっとやってみたい」という程度の気持ちであれば100均製でも良いと思います。
ホコリ汚れ対策としてのアルミテープチューンは今回お伝えしてきた車や家電以外にも(妻の)ゲーム機なんかにも使っているくらい愛用しまくっていますので、自信を持ってオススメします。
ではでは、今回はこの辺りで。 最後までお読み頂き、ありがとうございました!
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