彼岸花のなかにも
赤色・黄色・白色とありますけど、
色によって花言葉は違うんでしょうか。
花言葉というもの自体、曖昧なところが多くって
とある説によれば彼岸花の花言葉は
「 色による違いはない 」
とも言われていたりもするんです。
結局は使う場面や見る人のその時どきの解釈で
ってことになるのかなと思うんですが
ここでは代表的な花言葉をその由来から紐解いてみます。
思わぬ由来があってビックリするかも?
彼岸花の花言葉
まずは彼岸花共通と言われる花言葉です。
- 情熱
- 独立
- 再会
- あきらめ
- 悲しい思い出
- 想うはあなた一人
- また会う日を楽しみに
花言葉って色々調べてるとよく想うんですが
この彼岸花についてもモレナク
なんとも一貫性のない言葉たちですよね~?
中でも
- 「 あきらめ 」
- 「 悲しい思い出 」
- 「 想うはあなた一人 」
- 「 また会う日を楽しみに 」
といった「 別れ 」を連想させる言葉は
やはり『 彼岸 』『 お墓 』のイメージからではないでしょうか。
にしても、なぜお墓のイメージが付いたのか?
彼岸花という名前がついた由来にその秘密があったんです。
彼岸花の名前の由来
- お彼岸の時期に咲くから。
- お墓の周りによく咲いているから。
というのが一般的なイメージかなと思いますが
「 お墓の周りに咲く 」というのは間違いなんです。
正解は お墓の周りに「 人が植えた 」んです。
なぜ植えたのかというと
彼岸花は根に強い毒を持っている植物で、
植えておくとミミズなどが近寄らなくなり
ミミズをエサとしているモグラたちもいなくなる。っと。
その昔、お墓は土葬だった時代、
モグラから遺体を守るために彼岸花を植えていた、というわけです。
この話から考えると、
「 彼岸花 」と呼ばれるようになったのが先か
お墓の周りに植えられたのが先か
おそらく後者、
お墓の周りに植えられたのが先で、
そのイメージから「 彼岸花 」と呼ばれるようになったのではないか?
と私は思ってます。
彼岸花の不吉なイメージはどこから?
先ほどの彼岸花の花言葉の中には
「 情熱 」や「 独立 」など
これからの出発!的な力強い言葉もある一方で
特に日本では「 死人花 」「 地獄花 」など
なにやら不吉な花のイメージも多いんです。
おどろおどろしいですよね…
これは彼岸花の持つ「 毒 」からかなと思われますが、
それにしても 地獄 とか・・・
ちょっと言いすぎちゃう!? って思いませんか?
もしかしたら、推測ですけど
「 子供や知らない人がうっかり食べたりしないように 」と
毒のあることを広めるために
ここまで大げさに怖いイメージが作られたのかもしれません。
白い花の彼岸花の花言葉
ここまで花の名前の由来からその理由などまで見てきました。
あとは色による違いがハッキリしないところですね。
たとえば、
情熱!
とかって、白い花からイメージできませんよねぇ?
やっぱり・・・
「 色による違いはない 」ってことは無いんじゃないでしょうか。
となると、
はじめに書いた彼岸花の花言葉から
「 白っぽくない言葉を抜いたもの 」が有力。
なので、
始めに書いた言葉から白い花に合いそうな言葉は、
- 独立
- あきらめ
- 悲しい思い出
- 想うはあなた一人
- また会う日を楽しみに
こんなところでしょうか。
あきらめ、もちょっと違う気もしますけど、
花言葉を送るって、
なんか勘違いも起こってしまいそうで怖い気もしますよね?
もし花言葉として「 想うはあなた一人 」を伝えたいのに
悲しい思い出 とか あきらめ
なんて意味で受け取られては大いに困ってしまいます(汗)
なのでもし使うなら
「 こんな花言葉があるんだって~ 」と
サラッと伝えるといいのかも?
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