ハロウィンといえば「 かぼちゃ 」ですけど、
なぜかぼちゃ?
最近まで日本人にはあまり馴染みの深くないイベントだったので、
単純に「 かわいい~! 」って感じで
何のお祭りなのかもよく知らなかったりしますよね(笑)
そもそもなんでオバケ祭りなんだろう?
ってか、カボチャに何の意味が…?
なんてところをですね、
ちょっと知ってるとドヤ顔できるかもですね!
そもそもハロウィンって何のお祭り?
そもそも
ハロウィンっていったい何のお祭りなんでしょう。
アメリカからきたイメージがありますが、
キリスト教とも関係はなさそう。
ちょっと調べてみると、
ハロウィンの起源は古代ケルト人のお祭りだったんです。
※キリスト教との関係はこちらの記事に詳しく書きました。
もともとは秋の農作物などの収穫を祝う祭りで、
ついでに悪い精霊を追い出そう!
という意味を持ったイベントでした。
※ ケルトでの1年の最期の日に先祖の霊が帰ってくる日など諸説あるようです。
日本でも地方ごとにお祭りがいろいろありますが、
「 本来の意味 」って、なかなか伝わってませんよね~
そういうことを知ってると知ってないでは大違い。
みんながやってるから~ではなく
「なぜやるのか?」を知ると もっと楽しくなると思いますよ^^
で、なぜカボチャ?
さて、本題の「 なぜカボチャなのか? 」について。
ハロウィンで出てくるかぼちゃ
本名(本名!?)は「 ジャック・オ・ランタン 」といいます。
日本語に直訳すると「 ちょうちん男 」
う~・・・ださいですね!(苦笑)
カボチャをくりぬいてランタンにしているのですが、
この「 ジャック 」について面白いお話があるんです。
ジャックって誰?
ジャック・オ・ランタンの「 ジャック 」
この男はとても頭のいい遊び人で、
悪魔と「 地獄へ落ちなくていい 」という契約を結ぶんです。
ところが、そもそも遊び人ですから
とってもぐ~たらな怠惰な人生を送ってしまい、
死んだ後、天国からも入国を拒否されてしまうんです!
地獄へも行けない、天国へも行けない
もちろん現世にも戻れない。
そんな次元の狭間のような場所で
悪魔にもらった火種を
近くにあったカブをくりぬいて作ったランタンに入れて
大事に持って彷徨う(さまよう)ことになるのです。
カブ が かぼちゃになった理由は?
そんなこんなで彼(ジャック)が持っていたランタン。
当時、ケルトの人たちはカブで作っていたのですが、
このお祭りがアメリカに伝わった時のこと、、
カブよりかぼちゃのほうが良くね?
という軽いノリで かぼちゃになったんですw
まぁ、カブよりかぼちゃのほうが豊富にあるし?
ナイフで穴をあけたりといった工作もしやすいし?
といったことも理由だと思います。
っていうか、
かぼちゃを顔にするってことは…
ジャックとランタン混ざってるやんっ!w∑(゚Д゚)
まぁね?ずっとずっと昔にできたお祭りですし、
遠足のときのバスの前の席からいちばん後ろの席への伝言ゲームでも
あれだけメチャクチャに伝わってしまうわけですし?
紀元前から現代へ、
ヨーロッパからアメリカへ、そして日本へ
そりゃ~マトモに伝わるわけないですって!ねw
オマケのマメチ
ハロウィンでは子どもたちが仮装して
「 トリックオアトリート~! 」
といいながらお菓子をもらいに走り回ります。
「 お菓子をくれなきゃイタズラするぞ~! 」
と訳されていますけど、
じつはちょっとちがうんですよ。
トリックはイタズラでいいんですけど、
「 トリート 」
これはお菓子って意味ではなく、
近い日本語で言うと「 おもてなし 」ってとこ。
まぁ、子供をもてなす、ってことは
おやつとかジュースをあげる
ということになりますし、これでいいのかな。
というわけで!
ハロウィンは「 お菓子をもらう日 」ではなく
秋の収穫に感謝するお祭りってことですね!
なので お菓子いっぱいもらっちゃいましょう♪(≧∇≦)/
(どっちやねん!w)
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