地球から火星ってどのくらい離れてるんだろう?
なんてことをオルフェンズ見ながら思いを馳せてた管理人です(笑)
火星って、いろんなアニメや映画で「住める」ってことになってたりしますよね。
(オルフェンズは2016年2月現在テレビ放送中のアニメ)
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じゃがいも栽培のシーンが出てくるのはNASAが「火星でじゃがいも作れる」って発表があったからとか。
ってかさ、その前に空気は?とかね。いろいろ疑問だらけです。
後半に書きますが、そんなお気楽にじゃがいも作りはできなさそうです。
あ、とりあえず「距離」はどのくらいかといいますと、
- 近い時で5000万キロメートル
- 遠い時は3億8000万キロメートル
次の章でもうちょい詳しく見てみましょう。
- 地球から火星へ行くにはどのくらいの時間がかかるのか?
- じゃがいも育てて住めるんじゃない?って話はホント?
火星までの距離
地球も火星も太陽の周りをぐるぐる回っているので、常に距離は変わります。
上の配列の時が一番近い形で、だいたい5000万キロ。
宇宙用語でこの形の時を「衝(しょう)」といいます。
この配列の時が最も遠い形で、だいたい3億8000万キロ。
こちらは「衝」の逆で「合(ごう)」と呼ばれる形。
どうして「だいたい」かというのはそれぞれの軌道が楕円形だからですね。
2003年の8月27日に地球と火星が大接近したんですが、
それってなんと5万7000年ぶりだったという話。
気の遠くなる年月ですよね。
え~、ちなみに、その大接近した時の距離を徒歩で行くとすると、
歩くスピードをちょっと計算しやすいように早歩きで5km/hとして、
1000万時間かかります!
1000万時間じゃわかりにくいので何年なのかで計算してみますと、
1141年と半年くらいかかります!
まぁ、「歩いて」ってわけにはいきませんから、この計算はお遊び。
つぎにもうちょい現実的な時間を見てみましょう。
けっこう行けそうな気がしてきたりしなくもなくないと思えるかもしれません!(どっちだw
現実的にはどのくらいで行けるのか
火星探査機ってけっこうな数が打ち上げられているんです。
いちばん早かったのがソ連(現ロシア)の1960年。(失敗ですけど)
昭和35年には火星チャレンジがはじまってたんですね~。
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初めて火星から9600kmの距離から写真を撮ったのがアメリカ合衆国のマリナー4号。
1964年11月28日に打ち上げられ、火星の撮影が1965年7月14日。
229日ですから、だいたい7ヶ月半で行ったことになります。
もっとも最近に火星周回軌道に到着したMAVEN。
これは2013年11月18日に打ち上げられ、2014年9月21日に到着しました。
307日。およそ10ヶ月ですね。
もちろん「人を乗せて」となればまた話は変わってくるのかな?
無重力だし関係ないのかな?
でもなんとなく、こうして数字を見ると現実味を帯びて見えてきますよね~。
あと最後に今回のまとめと、
ほんとに住めるのかどうなのか?調べてみました。
現在わかっている火星の環境では・・・?
さいごに
地球から火星までの距離と、行くのにかかる時間をまとめておきます。
- 近い時で約5000万キロ
- 遠い時は約3億8000万キロ
たどりつくまでにかかる時間は(火星探査機の場合)
- 1965年のマリナー4号が229日
- 2013年のMAVENが307日
で、ほんとに人間が行けるのかどうか?というと、たぶん行けるんでしょう。
ただ、生きていけるのかどうか?というのは別問題で、、、
火星に地球人は住めるのか?
現在分かっている火星の環境を見てみると、
- 気圧は地球の100分の1
- 大気の95%が二酸化炭素
- 平均気温 マイナス43度
- 最低気温 マイナス130度
ちょっと…ムリくさくないですか!?(;´Д`)
じゃがいもは育つっていってもねぇ。これじゃあちょっと。
でも、探査機が到着できてるってことは!
もうちょっと撮影以外にもいろいろできるような機能を付けて探査機に栽培させるとか!
そしたら火星の二酸化炭素を酸素にしていってくれるかも!とか。
べつに火星に住むのが夢!ってわけじゃないんですけど、
なんかスゴいじゃないですか。
もうここまでくれば時間の問題!って気がします。
それにしても、生まれた星とは違う惑星に移住するってどんな感覚なんだろう。
地球の表面だけでも海外へ行くだけで「時差ボケが~!」ってなるのに、
違う星って、、、
何ボケになるんでしょうね!?(笑)