同じ車と長くつきあっているといろんな音が聞こえてきますね。
わたしも一度買ったら長く乗る方なので異音とも長い付き合いです(笑)
「何の音だかわからない」のはなんとも言えないストレスですよね^^;
今回は車から「カラカラ」という音が聞こえてきた時に、その音の特徴から原因を突き止めるパターンを3つにわけてお伝えしようと思います。
- エンジンをかけているだけで鳴る場合
- アクセルを踏み込んだ時に鳴る場合
- 鳴ったり止まったりのパターンがつかめない場合
これでも原因が確実に特定できるわけではありませんし、わかったとしても自分では直せず結局車屋さんへ行くことになるかもしれませんが、異音は車からの不調の訴えであることも多く早めに対処しておいたほうがいいので参考にしてみてください。
カラカラ音が鳴る3つのパターン
①エンジンをかけているだけで鳴る場合
エンジンがかかっている振動だけでカラカラと聞こえてくる場合に考えられる原因は
- 内装の接続部品の劣化
- エアコン部品の劣化
この2つがよくある原因になります。
内装の接続部品はプラスチックでできたはめ込み式の部品ですが、これが劣化して折れたり抜けたりしていると振動でカラカラ言い出します。
2つめのエアコンの場合、エアコンのスイッチをオンオフさせてみて連動してればエアコンですね。
クーラーガスが抜けていないか、コンプレッサーを動かすベルト部品〜プーリーのガタ、エアコン自体の取り付け部分のガタなどが原因になることがあり、素人ではちょっとチェックすら難しいところです。
②アクセルを踏み込んだ時にカラカラいう場合
坂道発進などパワー(トルク)の必要な場面でアクセルを踏み込んだ時にカラカラ鳴る場合は、エンジンがノッキングを起こしている可能性があります。
軽い症状の場合はハイオクを入れることで治ることもあるようですが、点火プラグの汚れチェックやオイルの劣化チェック等はしてみたほうがいいと思います。
ひょっとするとタイミングベルト等の調整が必要な場合もあるので、こちらも不安なら車屋さん(できればディーラー)にみてもらっておくのが安心なのではないでしょうか。
あとはマフラーをボディにぶらさげるための「マフラーハンガー」というゴム部品の劣化によって、アクセルを踏んだ時にボディのどこかに接触して鳴っていることも考えられます。
だれかに運転席でアクセルを踏み込んでもらって外側から見てみて、マフラーが大きく動くようならマフラーハンガーが有力候補です。
③鳴るタイミングが不明な場合
カラカラと鳴ったり鳴らなかったり、内装のどこを押さえても鳴り止まないかと思えばいつのまにか止まっていたり?
これ、モヤっとしますよね(苦笑
わたしも経験ありますが(しかも何度となくw)こういうパターンのつかめない音の場合、車屋さんに見てもらっても特定できないことが多いみたいです。
ただ、室内なのかエンジンルームなのかは判別できると思うので、もしエンジンルームからっぽければちょっと怖いですし車屋さんへ行ったほうがいいと思います。
原因がわかって止めることができればラッキーですし、わからなかったとしても車屋さんが見て安全に関わるところに問題がなければひとまず安心できますよね。
ちょうど今乗っている車もそんな音がなっていたのですが、いつのまにか鳴り止み、それ以来鳴っていなかったりするので「あの時はちょっと機嫌わるかったのかな〜」くらいに思うことにしてます(笑)
まとめ
車から聞こえるカラカラという音の特定方法、最後にまとめておきます。
エンジンがかかっているだけで鳴る
- 内装部品の劣化
- エアコン部品のガタつき
アクセル踏み込み時に鳴る
- エンジンのノッキング
- マフラーハンガーの劣化
鳴るタイミングがわからない
- エンジンルームからの音っぽければ車屋さんへ
- 原因不明のまま治ることもある
あと、最後にとても基本的なことなのですが……
どうしても雑多にモノを置いてしまっていたり、知らない間にシートの下にもぐりこんでいたペンなどがカラカラと音を出していたなんてこともあったりします。
今回書いてきたようなメンテナンス的なことも大事ですが、
日頃のお掃除も意外にポイントだったりします。
もし心当たりがあればたまにはシートの下も覗きこんでみてあげましょう。
もちろん、ここに書いてきたこと以外にも原因となりうることはイロイロあると思いますし、どうしても鳴り止まない&無視できないほど大きい音なら専門家に見てもらって下さいね。