自転車のからむ事故は全国で起こっている交通事故の2割を占めるんだとか。
ルールが改定されてから自転車にあまり乗らなくなった管理人みやっちょです。
今年(2015年)6月に改定された自転車のルールで
じゃあ、なに?
子どもも自転車で車道を走れっていうの!?
そんなの危ないですよね。なので
13才未満(と70才以上)はオーケーというルールになってます。
ママは一緒に歩道走っちゃダメなんです(汗)
自転車のルールで歩道に関するあたりをハッキリわかりやすくまとめてみました。
モヤモヤせずに堂々と自転車に乗るためには?
自転車で歩道を走って良い条件
基本的に自転車は「車両」という扱いになり、人が歩くための「歩道」は走れなくなりました。
「歩道」(あるく道)ですから、考えてみれば当然な気もします。
ただ、完全にダメというわけではなく条件付きで歩道を走ってもOKというルール。
こういうの、モヤモヤしますよね!
ハッキリさせましょう。
自転車が歩道を走って良い条件は
- 13才未満
- 70才以上
- 身体に障害を持っている場合
- 安全のためやむをえない場合
- 「自転車通行可」の表示がある場合
はい、まだモヤモヤしますね(笑)
なんでこう日本の法律ってのはハッキリ書かないんでしょうね〜。
ここで明確にわかることは、年齢と道路標識の件だけです。
それぞれについて、よりハッキリさせていきましょう。
年齢について
年齢の書き方もややっこしいのでハッキリさせましょう。
- 13才未満OK=12才はOK、13才はダメ
- 70才以上OK=69才はダメ、70才はOK
だから「以上」と「未満」を混ぜて使うなと・・・(苦笑)
身体の障害について
これは身体障害者手帳があれば、という問題ではなく、
たとえば、「ちょっと今手首ネンザしてまして〜」という理由でもOKみたいですね。
まぁ、痛いところとかあったりするなら乗らないで、、、とも思いますが
つぎの「やむをえない」にもあたるのかもしれません。
「安全のためやむをえない」ってどんな時?
車道の左端、自転車が通るべきところに駐車車両があり、
その右側から避けるのは車も走ってるし無理!
という場合とか、
そもそも車道せますぎ!
自動車に幅寄せされたり、怒鳴られたりした。
こういう場合。
他には、、、「なんか車道で怖そうな犬がにらんでたので・・・」など?
何でも言えそうな気がしますが、「やむをえない」状況だったかどうかを自転車の運転者だけでは決められません。
自分は危ないと思ったとしても、まわりの人も納得できる理由がなければダメ、というこれまた超アイマイなルールですが、逆に言えば
第三者(主に警官)を「やむをえなかった」と納得させることができればOK
ということっぽいです。
自転車通行可の表示について
自転車が堂々と走っていい歩道は以下の標識があるところです。
言われてみれば見たことあるような?
というか、原付きや車の免許持ってる人でさえ、自転車乗るときにこういう標識、注意して見てないですよね〜。
今後は注意して見るしかないわけですが。
歩道の中では自転車は右より(車道より)
上記の条件により自転車で歩道を走る場合にもルールがあります。
歩道の右より(道路より)を走りましょうね、ということ。
こんな感じでしょうか。
よくわかってないおばちゃんとかが「危ないな〜ほんまにも〜!自転車は左やろ!!」とかって怒りだしそうなヨカンがします(笑)
さいごに
自転車の歩道走行について、「ハッキリ」を目指して書いてみましたが、すこしはハッキリしてもらうことができたでしょうか。
こういう安全のためのルールができたのは良いことだと思うんですが、ルールというのはみんなが守ってこそ効力を発揮するものなのに、ほとんどの人が守らないどころか「知らない」「よくわからない」のが現状ですよね。(2015年7月現在)
ルールを作って罰則・罰金と言う前に、みんながハッキリわかるように説明もほしいですし、今回書いたようなルールを13才の子に理解させ、守らせることなんてできるとは思えません。大人だってわかりにくくて混乱するんですから。
ですが、ルール・法律になったということは「知らなかったで済まされない」ということ。
現状では「知らせる」努力が足りなさすぎるのでは?と、わたしは思います。
このルールが適用される13才といえば中学一年生。
このまま免許制にしないのであれば、なんの免許も持っていない人にどうやって周知するのか考えなければいけませんし、自転車のルールを小学校6年生までの必須科目に入れることも絶対に必要ですよね。
並んで走る「並走」がダメ、ということさえ知らない人が多すぎです。13才で車道を自転車でとか、今のままでは危なっかしくてしょうがありません。
法律の専門家のように詳しくなる必要はありませんが、最寄りの交番や警察署、自転車屋さんなどへ行けばわかりやすく書かれたパンフレット(小冊子)をもらえると思うので、最低限のルールは見ておくといいでしょう。
そして身近に知らなさそうな人がいたら伝えてあげましょう。自転車のルールが作られた目的は「捕まえて罰金取ること」じゃなくて「より安全な自転車ライフのため」ですから。
それでは、お母さんもお子さんも、ご安全に〜!
※ 当記事の内容は2015年7月現在、インターネットや警察署等で手に入るパンフレットなどの情報を参考に執筆しました。
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