Dropboxに入れたはずのファイルがない!?
家のWindowsで作ったテキストファイルをアップロードして、出先でノートPCから人に見せたり編集したりしようとしてたのに、、、
ないやんっ!
すでに出先なので後の祭り(T ^ T)
こんなときよくあるのが『ファイル名』のミスなんです。
- 記号などの使えない文字
- 文字数制限
今回の私が同期できなかった原因は2つめの「文字数」でした。
日本では普通は「日本語環境」で使いますから、普通にファイル名に日本語使いますし、記号なんかも使ってしまいがちですよね、カギカッコとか。
私の場合はちょっとした文章みたいな長ったらしいファイル名をつけてたのでしょうがないかなと思えるんですが(汗)、じゃあ何文字までならいいの?
これ、ドロップボックスの場合、じつはちょっと特殊な数え方をしないといけなかったりするんです。(全角は2文字とかそういうんじゃないです。)
この際なのでそういうファイル名の細かい決まり事について、わかりやすくまとめてみました。
どんな文字を使ってはいけないの?
ファイル名に使ってはいけない文字です。ファイルの中の文章、文字列などには関係ないのでご安心ください。
全OS共通
/ (スラッシュ)
\(バックスラッシュ(日本語フォントでは出ない)
ウィンドウズで互換性のない文字列
<
>
:
"
|
?
*
無視されるファイル
desktop.ini
thumbs.db
.ds_store
iconr
.dropbox
.dropbox.attr
※公式ヘルプページより引用
とくにハテナマークとか使ってしまったりしそうですよね〜。
全角文字なら大丈夫みたいですけど、変換で半角になってたりしたらアウト!ってことですね。
「無視されるファイル」はハッキリいってどうでもいいと思いますけど(笑)
ファイル名に使っちゃってないか、チェックしてみてください。
あ、そうそう
ふつーに特殊文字だらけですから!
アタヽ(д`ヽ彡ノ´д)ノフタ
次にさきほど「特殊な」と書いたファイル名の文字数の数え方、解説しますね。
ファイル名の文字数の数え方は?
今回わたしがひっかかった「文字数」です。
数えるのはファイル名の文字数ではなく、ファイルのパスも含めての文字数で、260文字までと決められているんです。それを超えると同期してくれないです。
では、パスってなんやねん!?というと、
パソコンの中でのファイルの住所まで含めた文字列のこと。
こんなんです
↓
C:UsersMy DocumentsDropboxみやっちょのフォルダちょっとメモ.txt
この場合、ファイル名は「ちょっとメモ.txt」で、全角を2文字と数えるので、、、
えーと……
16文字ですね!(遅っ
そして今回問題なのは「パスまで含む文字数」ということは「C:」から全部ですから、、、
文字数、多いですね!!(数えろよ!w)
これが260文字を超えるとドロップボックスは同期してくれない、ということです。
ですので、Dropboxと同期させるフォルダをあまり深い階層に作ってしまうと、それだけで同期できなくなってしまいますので注意ですね。
ま、そんなに深いところに作る人いないだろうって話なんだと思いますけど。
まとめ
Dropboxが同期しないファイル名のつけ方について解説しました。
あなたの同期しない問題は解決しましたでしょうか?
最後にまとめておきますと、
- ファイル名に記号を使わない!
- 顔文字なんてもってのほか(笑)
- パス+ファイル名はできるだけ短く!
それにしても、パソコンって基本的に英語で動いてますから、そもそも日本語でファイル名をつけるというのは本来避けたほうがいいことなんですよね。
日本語を使わないとなると、ちょっとわかりにくくなるので極端かなと思いますが、普段から「記号は使わない」というクセはつけておいたほうがいいのかなと思いました。
ほんとにファイル名が原因か調べる方法
もしファイル名が問題なくても同期しないという場合、そもそもリンクができていないということが考えられます。
それを確かめるには?
同期させたい端末(PCとノートPC、スマホなど)を同時に見ながらそれぞれから簡単なテキストファイルなど作ってみましょう。
今回、同期しないファイルがあった時にわたしが試したのは、スマホで写真を撮ること、でした。
スマホのカメラとドロップボックスを同期させてますから、撮るだけで勝手にアップロードされ、同期が成功すればパソコンのタスクバーからピローん♪と同期完了のお知らせが出ます。
パソコンでわからないことが出てきた時って、こうして仮説を立てたりして、ひとつひとつつぶしていくしかないのが辛いところですね(;´Д`)