アクセルとブレーキの踏み間違いによる事故。
テレビのニュースなど見ていると月イチくらいの頻度で起きてる気がします。
報道されていないものも含めるともっとかも。。。
長い間、車に乗っていないと自分もやってしまうんじゃないかと不安に思う方も多いのではないでしょうか。
ここではそんな不安を払拭すべく、統計データと経験から導き出した究極の踏み間違い防止法を提案します。
その防止法は
と
この2つになります。
どうしてこれが踏み間違いの防止法になるのか?順に解説していきますね。
踏み間違いが起こる状況とは?
踏み間違い防止のために、まずはどういった状況で踏み間違ってしまうのか?を見て行きましょう。
- ニュースで見る情報ではそのほとんどが「駐車場」で起きている。
- 走行中に踏み間違ったという話は(私は)聞いたことがない。
- そして踏み間違いを起こしたというニュースでの車のほとんどが(私が知る限りでは全て)AT車。
さて、
このことから一体どういうことが推測できるのか?と言いますと、
ということです。
駐車場でゆっくりと進む時、MT車であれば半クラッチに神経を使って動かさなければいけませんが、AT車はブレーキから足を離してクリープ現象で進むことができますね。
AT車特有のブレーキ離すと勝手に進みだすアレです。
つまり、「なにも踏まない」という操作が「ゆっくり進む」という操作になるわけです。
このどちらのペダルも踏んでいない状況からブレーキを踏むつもりがアクセルを踏んでしまったとしたら、
- 自分の意思に反して「ぐいっ!」と進んでビックリ!
- 踏んでるのはブレーキだと思い込んでるのでそのままさらに踏み込む!
これが踏み間違い事故が起きる一連の流れではないかと想像できます。
ということは、踏み間違い事故を起こさないために必要なことは
クリープ現象で進むからと言ってペダルから足を完全に離して床におろしたりせず、ブレーキペダルにそっと乗せておくことで踏み間違いは絶対に起こさなくなると断言してもいいでしょう。
チカラを入れて踏んづけてしまったとしてもそれはブレーキなのですから!
仮にクリープでは足りず、少しアクセルが必要で軽くアクセルを踏むことがあるとしても、「足を乗せているのはアクセルペダル」とわかっている時にそれがブレーキだと思って踏んづけるなんてことは起きないはずです。
それでは、次にブレーキペダルの位置を頭と身体で覚える方法をお伝えしておこうと思います。
ペダルの位置が「右だっけ?左だっけ?」というあいまいな状態では踏み間違い防止以前の問題ですからね(^_^;)
ブレーキペダルはどこにある?
ブレーキペダルは真ん中のデカいやつ
いきなり言ってしまいましたが、アクセルとブレーキを踏み間違える原因のひとつに「言い方」があるんじゃないかと思っています。
いわゆる慣用句になってしまっているのでここでも慣用句的に使ってしまっていますが、普通は「アクセルとブレーキ」と言いますよね。
そうではなく、ペダルの順に沿って「ブレーキとアクセル」と言うようにするのも踏み間違いを防止するひとつの手段ではないかな、と思うわけです。
さらに、「ブレーキが左でアクセルが右」と覚えたと思いますが、これも
「真ん中のデカいやつがブレーキ、右端の小さいのがアクセル」
そして左にあるのははフットレスト。(AT車の場合です)
車種によってはパーキングブレーキも。
覚える時の言い方ひとつでこうした混乱も防げるんじゃないでしょうか。
ブレーキペダルが真ん中にある理由
ブレーキペダルが真ん中で、しかも大きなペダルになっているのには理由があります。
ブレーキをめいっぱい効かせなければいけない状況になった時に、腰を背もたれに押し付けて両足でつっぱるようにブレーキにチカラをかけられる構造なんです。
現在の車にはブレーキアシストもついてますし、そんな状況になることはほぼ無いだろうと思いますけどね。
今度車に乗ったら止まったまま両足でブレーキペダルを踏んづけてみてください。
かなりのチカラをかけられるのがわかると思います。
そして、アクセルペダルの位置ではそんなにチカラを入れられないはずです。
どうですか?
ブレーキペダルの位置が真ん中であること。そして真ん中である理由がわかれば、アクセルとブレーキを間違えない気がしてきせんか?^^
さいごに
さいごに重要な部分をまとめておきます。
ニュースからの分析
- 踏み間違い事故のほとんどが駐車場で起こっている
- 事故を起こす車はAT車が多い
- どちらのペダルも踏んでいない状態からの踏み間違いと想像できる
踏み間違い防止法
- クリープ現象で進むときにブレーキペダルから足を離さない
- ブレーキペダルは「真ん中のデカいやつ」と覚える
こうして言葉ではわかっても身体で覚えるには繰り返しが必要ですから、しばらくは車に乗るたびに思い出していただければと思います。
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