とある休日、久々に子供を車に乗せて遊びに連れてってやろう♪
と子供の喜ぶ顔を想像してたのに、
目的地に着く頃には「 気持ち悪い~ 」とグッタリ。。。車酔い。
自分的には丁寧に運転したつもりなんだけどなぁ(TдT)
それ、車のブレーキの踏み方が原因かもしれません。
酔わせてしまうポイントとそれを解消するブレーキの踏み方を知れば、少しの練習で酔わせない運転をマスターできます。
ひとつひとつ丁寧に解説してみましたので、
子供も奥さんも眠らせてしまうくらいにスムーズなブレーキングをマスターしちゃってくださいね!
子供を酔わせないブレーキの踏み方
子供が車で酔うポイントは特に減速時なのですが、その中でも細かく分けて「どの動作で酔ってるのか」を見てみると
- 減速のためにアクセルペダルから足を離す
- ブレーキペダルの踏み始め
- 減速中のブレーキの踏み足しや踏力の調整
- 速度がゼロになる瞬間の車の動き
この4つのポイントでのそれぞれの操作を見直すことでお子さんの車酔いは大幅に改善されるはずです。
では、ひとつひとつ見て行きましょう!
アクセルペダルの離し方
減速する時、アクセルペダルからパッ!と足を離して、バネの力にまかせてアクセルペダルを戻していませんか?
「ブレーキの踏み方」ではないですが、かなり重要です。
アクセルを軽く踏んでいる状態から
「 アクセルペダルを元の位置に戻す 」と意識するようにするだけでアクセルを抜く瞬間の気持ち悪さが大きく改善されるので、ぜひ自分の足の動きを観察してみてくださいね。
ブレーキペダルの踏み始め
ここも大きな車酔いポイントです。
緊急時の急ブレーキについてはどうしようもありませんが、通常運転のブレーキで踏み始めが荒いと乗せられている子供的にはとても気持ちの悪くなる挙動となります。
この踏み始めを改善するには「 ブレーキパッドとブレーキディスクがくっつく瞬間 」をイメージしながら踏んでみてください。
そうするとパッドがディスクを挟み込んだ感触がわかります。
その感触を確認してからグゥ~っと踏力をかけていくのがコツです。
こうしてブレーキを踏み込むようにすると、といきなり「 ガツン 」よりも乗せられてる方は断然楽になります。
減速中のブレーキ踏力調整
減速をはじめてから止まるところまで、ブレーキを踏む力を入れたり抜いたり何度も調整していませんか?
ドライバー的にはほぼ無意識かもしれませんが、これも自分が乗せられてる時にやられると気持ちの悪いものです。
一度踏み込んだら、その踏力のまま保つのが理想ですが、そんなことできる人はいないので、
「 できるだけ一定に 」を心がける程度で十分です。
その意識が有るか無いかだけで大きく乗り心地に影響するものなので、ぜひ覚えておいて下さい。
次に最大の車酔いポイントとなる「速度がゼロになる瞬間」です。
ここが上手く出来るようになればお子さんも喜んで車に乗ってくれるようになると思いますよ^^
速度がゼロになる瞬間
車のブレーキでそれまでの速度を落とし、ゼロになる瞬間に合わせてブレーキをスーッと抜くと、ブレーキで沈み込んでいたフロントが元の高さに戻ると同時に車がピタッと止まります。
カックンしません!
ブレーキを抜くといっても完全に離すわけではなく、ATの場合はクリープ現象もありますから、車が動かないギリギリのところまで力を抜く、という表現がいいでしょうか。
ただ、最近の車ではブレーキアシストなど車が運転を補助してくれる機能のおかげで一定のチカラで踏んでいたつもりが突如軽くなり、スコンっと強いブレーキになってしまうことがあったりします。
この瞬間、運転してる本人ですら気持ち悪いですね。
そりゃあ子供が車酔いしてしまうのも無理はありません。
対処法としては一定の「 力 」を保つのではなく、一定のブレーキペダルの踏み込み「 位置(深さ)」を保つ意識が必要です。
ちょっと慣れないと難しいですが、慣れてしまえば無意識でできるようになるので、まずはそういう(ブレーキアシスト)現象があるんだという心構えを持ちましょう。
ここをクリアできれば子供を車酔いさせる原因は無くなったも同然です。
最後にここまでのポイントをまとめておきますね。
カックンしないブレーキの踏み方:まとめ
- アクセルペダルをパッと離さず意識して「戻す」こと
- ブレーキの踏み始めはパッドとディスクをそっと当てる意識で
- 一旦踏み込んだらできるだけ踏力を一定に保つ
- 速度がゼロになる瞬間に合わせてブレーキを緩める
以上、4つの項目にまとまりました。そしてこの中でも特に車酔いを引き起こすのが「 アクセルペダルを離す瞬間 」と「 速度がゼロになる瞬間に合わせてブレーキを緩める 」というところ。
「 踏み方 」を極めていったら辿り着いたのは「 離し方 」でした。
ほんと、車の運転って奥が深いなと思います。
今回まとめた4つのポイントを意識してもらえれば、かなり車酔いさせにくい運転ができるはずですから、ぜひ頑張ってみて下さいね!
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